こんにちは!江坂にあるリラクゼーションサロン ボタニカルタイムです。
基本に戻ってアロマセラピーや精油について何回かに分けて、ご紹介しています。
前回の「精油の製造法」の「水蒸気蒸留法」に続き、今日は「圧搾法」ついて書きたいと思います。
<圧搾法>
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリンなど柑橘類の精油の抽出法です。
現在ではローラーや遠心法による機械で圧搾し、低温で精油を得ています。
それまでは手で果皮を圧搾し、搾り出した汁をスポンジに染み込ませたり(海綿法)、釘をさした樽の中に果実を入れて転がし、果皮に傷をつけて汁を採ったりしていました(エキュレル法)。
その汁を溜めておくと果汁が精油(芳香油)と分離します。
圧搾法は、熱による変質を受けないため、自然なままのフレッシュな香りの精油が抽出できます。
しかし、微量に不純物などが混ざるため、劣化が早く、開封後半年以内を目安に使い切ります。
半年で精油を使い切るのは案外、難しいと思います。
半年経っても残っていたら、お肌には使わないで、芳香浴で使って下さいね。
ただ、柑橘系の精油は香りの変化もわかりやすいように思います。
やはりフレッシュな香りを半年間で使い切るのが理想的です。
柑橘系の精油は惜しみなく、有効に使いましょう!
私はアロマクラフトを作るのが好きなので、その際にたくさんの柑橘系の精油を使います。
12月のボタニカルタイムの「アロマクラフト教室」は「クリスマスのアロマワックスバー作り」です。
そこでも爽やかな柑橘系の精油をたくさん使います。
ご興味がある方は、是非、参加して下さいね。
次回は、「油脂を使った抽出法」をご紹介したいと思います。
大野かつみ
リラクゼーションサロン ボタニカルタイム
大阪府吹田市江坂町1-23-32リバーボール江坂603
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