ボタニカルタイムで学ぶ「基材」(植物油)

2018/02/03
ボタニカルタイムの基材

こんにちは!江坂にあるリラクゼーションサロン ボタニカルタイムです。

今日から何回かに分けて、アロマセラピーで利用される「基材」についてご紹介したいと思います。

 

<基材とは?>

アロマと言えば、香りのするオイル=精油、といったイメージがあると思いますが、精油の他にも重要な材料があります。

精油は植物の香りを凝縮したものなので、原液を直接肌につけることはできません。

原液のままでは、肌への刺激が強く、濃厚すぎて気分が悪くなってしまうこともあります。

確かに、精油のビンを鼻先に持ってきて匂いを嗅ぐと、香りが強すぎて、ほとんどいい香りがしませんよね。

実は、心地よく、効果的に精油の効能を楽しむ為に精油を薄める必要があるんです。

アロマセラピーでは、精油を薄める為の材料を「基材」と呼び、精油を薄めることを「希釈」といいます。

また、薄めた濃さのことを「希釈濃度」といいます。

精油を選ぶのと同様に、この「基材」を選ぶこともアロマセラピーにとって重要なポイントになります。

基材それぞれにも特徴があり、多くの効能や特性を持っています。

それぞれの基材の性質を十分理解し、使う目的や自分の肌質にあった物を選びましょう。

 

<植物油>

ボディトリートメントでよく使われる基材が、植物油です。

アロマセラピーで利用される植物油は、精油成分を体内に運ぶという意味から「キャリアオイル」と呼ばれます。

精油を薄める油性基材という意味から「ベースオイル」とも呼ばれています。

精油は油溶性ですから、植物油によく溶けます。(以前のブログにも書きましたね)

また、肌への浸透性にも優れていて、種類によっては必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどが含まれている為、植物油自体の肌への効果も期待できます。

 

乾燥した肌、お肌が弱い、デリケートな方には、精油を入れない植物油だけでトリートメントする事もあります。

私は、顔のスキンケアには植物油と自分で作った化粧水を使っています。

植物油もいろいろ試しています。最近お気に入りなのは、「マカデミアナッツ油」です。

どんな特徴があるのか、今後、ご紹介していきますね。

次回も、引き続き、植物油について、ご紹介していきたいと思います。

 

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大野かつみ

リラクゼーションサロン ボタニカルタイム

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